Concept –デジタルエイジの箏(琴)奏者として


① Technology

私の活動にテクノロジーは欠かせません。最新の技術をいち早く取り入れ、常に新たな可能性を模索しています。

② Modern Music

伝統楽器の演奏家であると同時に、現代を生きる音楽家という意識を常に持っています。

③ Globalization

文化をより広い意味で捉え、グローバルにおける日本の位置を大切にします。

箏(琴)奏者/作曲家 久について


一般的な和楽器奏者の方と比べると、私はかなりユニークな音楽遍歴を辿ってきたと思います。箏(琴)を指導していた母親の影響で、幼少から日本の伝統音楽に親しんできましたが、同時にクラシックピアノも習っていました。学生時代にはドラムを始め、友人とロックバンドを組み、バンド活動に夢中になりました。

大学入学後に本格的に音楽活動を開始し、ロックバンドのドラマーとしての音楽活動を続ける傍ら、箏奏者としてステージに立つ日々を送っていました。

バンドではメインコンポーザーとして楽曲制作の中心を担っていたため、DAWや音楽理論・ミックスやマスタリングなどの現代の音楽プロダクションに必要なスキルを学びました。

2018年には箏とピアノ演奏をメインとしたソロ活動を開始しました。初期は小編成のインスト曲を書き、箏やピアノを自ら演奏しライブハウスなどのステージに立つようになりました。

程なくして、より規模の大きいオーケストラ曲も書きたいと思うようになり、和声・オーケストレーションを学び始めます。

箏、ドラム、ピアノの3つの楽器を使い分け、メタルから伝統音楽まで毎日様々な音楽をプレイする日々を続けていた矢先、アクシデントが発生します。演奏のし過ぎにより腰を壊してしまったのです。当時組んでいたバンドは足を多用するフレーズが主体の激しいスタイルのドラムだったので、それが原因でした。

その後、治療に専念するためにドラマーとして引退することを決断。辛い選択でしたが、自分には箏や作曲の道がありましたし、音楽を続けるためには必要な選択だったと思っています。

それからは箏奏者として、演奏やレコーディング、作曲などの仕事を本格的に受けるようになりました。日本だけでなく海外の様々なクライアントとの出会いに恵まれ、世界10カ国以上のレコーディング案件に携わらせていただきました。

最近では、テクノロジーを活用した新たな活動にも力を入れています。2022年より自身の音源をNFTとして販売、メタバースライブへの出演を果たします。和楽器のためのバーチャル合奏システム「無限段物」プロジェクトでは、24人もの和楽器演奏家の協力のもと、古典邦楽の特徴的なフォーマットをいかに現代の音楽制作に利用していくかを実験する、業界を巻き込んだ大規模なプロジェクトも進めています。

2024年より日本文化を専門に扱うweb3企業・株式会社WAFUKU Labsの取締役に就任。文化とテクノロジーの第一人者として、責任ある立場から文化領域でのテクノロジーの活用に取り組んでいます。

主な活動実績


2014年箏奏者・ドラマーとして音楽活動スタート

2017年ミクスチャーロックバンドZirqusを結成

2018年ソロ活動をスタート「雪崩」「幻想雨曲」「秋の夢」の3シングルを配信にてリリース

2018年NYオフブロードウェイ Theater Rowにて箏を演奏

2019年各種SNSにて演奏動画投稿をスタート

2020年メタルコアバンドASK I FALLの立ち上げに初代ドラマーとして参画。

2021年Zac Tiessen「Near Oblivion」レコーディング参加

2022年ペトリコール国際音楽コンクール2022 セミファイナリストに選出(コンペティション結果はこちら

2023年株式会社Schoo「和の音楽史から学ぶイノベーションのヒント」講師出演

2023年日本文化複合アートイベント「玄ゝ苑」プロデュース・出演

2023年日本棋院 ステージ演奏 箏×ヴァイオリン(大庭絃子)

2024年Macarena Rubio &Juan Cavia ドキュメンタリー映像作品「Ikigai」レコーディング参加

2024年株式会社WAFUKU Labs取締役就任

2024年DOES「暁」レコーディング参加

2024年楽曲提供 TOUFU TOKYO(TOUFU株式会社)

2024年和楽器の共演《月と風》神永大輔(尺八)、いぶくろ聖志(箏)賛助出演

2024年(株)テレビ朝日/羽田みらい開発(株) 主催「星空ツナガルコミュニティ 琴ライブ」出演

2024年楽曲提供 KIMONO DANCE PROJECT「残響序曲」「Let’s Dance in Kimono!」

2025年Art Golden Gai オープニングレセプション 出演

2025年楽曲提供 KIMONO DANCE PROJECT「織々」

2025年(株)テレビ朝日主催「星空×琴ライブ in 龍岸寺」出演

グローバルプロジェクト


英語に堪能であるという強みを活かし、グローバルなプロジェクトにも多数参画した実績があります。

取引実績 :日本/イギリス/韓国/ポルトガル/アルゼンチン/ポーランド/アメリカ/ドイツ/カナダ/イタリア/ノルウェー

スキル・機材・ツール


1. 演奏スキル

箏(琴)の古典的な演奏〜現代曲・ポップスまで幅広く対応可能。クリック演奏・同期演奏可。

  • 13絃箏・17絃箏(低音)対応
  • ソロ/デュオ(尺八・三味線)/アンサンブル編成
  • ジャンル適応:伝統曲・現代邦楽・ポップス・アニメ/ゲーム曲アレンジ・アンビエント etc.
  • 即興演奏可能
  • 英語MC・曲間解説可(国際イベント対応)

2. 作曲・編曲/音楽制作スキル

和楽器の魅力を100%引き出しながら、他パートとの調和を実現するアレンジを得意としています。

  • 映像BGM/CM音楽/舞台・ダンス作品向けスコア制作
  • 和楽器 × オーケストラ/シネマティック/エレクトロ・ハイブリッド
  • 既存曲の「箏アレンジ」・キー変更・テンポ調整
  • 五線譜・コード譜・糸譜・MIDI いずれも対応

3. レコーディング環境・宅録対応

海外クライアントからの宅録依頼に多数対応。MIDIや仮メロ音声からでも最終パフォーマンスを収録・納品します。

  • 自宅スタジオでのハイレゾ録音(例:96kHz/32bit float WAV)
  • MIDI/譜面/ガイド音声による指示に対応

4. 機材リスト

  • 箏(琴)・十七絃 :多数(くり甲含む)
  • DAW :Cubase 13 Pro
  • マイク :AKG C414 XLS,SENNHEISER MD 421-II,SHURE SM57(案件ごとに最適なものを選び使用。マルチマイク録音可)
  • オーディオインターフェース :Steinberg UR44

5. データ納品形式(レコーディングの場合)

項目標準オプション
オーディオWAV 96k/32bit float48k/24bit,44.1k対応
トラックマルチマイク録音 パラデータ納品ラフミックス、ステム納品
ファイル転送Google Drive/Gigafile便ご希望に合わせて対応可能
納品言語日本語/英語

6. オンライン対応ツール

  • Zoom(英語対応可)
  • Google Meet(英語対応可)

7. 決済・ビジネス対応

  • 電子契約可
  • 英文見積・英文請求書発行可
  • 国内からのお支払い :銀行振込
  • 海外からのお支払い :PayPal
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