日本音楽の「次の1300年」を考える/輝かせる
明治時代に西洋音楽が日本にもたらされ、日本の伝統音楽は大きな転換点を迎えました。
それに匹敵するインパクトをまさに今、もたらしていると考えます。
明治以降の邦楽界が、西洋音楽の影響で根本から邦楽を考えなおしたのと同じように、
日本の音楽をもう一度考えてみる必要がある気がしてならないのです。
日本の伝統音楽の約1300年もの長い歴史において、これほど早く、多くの人が繋がることができる時代は過去にはありませんでした。
インターネットを初めとする情報技術が世の中の常識を変えた今、過去の音楽家たちが逆立ちしても取ることのできなかったアプローチを、現代に生きる私たちは取ることができます。
そしてそこに、全く新しい邦楽の可能性を見出だすことができるような気がしています。
日本音楽の「次の1300年」がどのようなものになるのか、
その歴史の一端となり、未来を作ることにワクワクします。
しかし誤解を恐れずに言えば、邦楽界は「お先真っ暗」と言って差し支えないとも思っています。
人口減少と少子高齢化の影響により、ほぼ国内需要だけで回っている邦楽界が大打撃を受けるのは火を見るよりも明らかです。
将来の危機がわかっているのであれば、今のうちに誰かが手を打つべきでしょう。
CryptoWagakkiは最初から海外展開を前提としたプロジェクトです。
CryptoWagakkiは、新たな邦楽を創らんとするクリエイティブで挑戦的なプロジェクトであると同時に、
数十年・数百年後に必ず来る邦楽界の危機への極めて現実的な予防線でもあります。
新プロフ...
とりあえず旧プロフ
箏奏者/ピアニスト/作曲家。
生田流師範である母親の影響で、幼少期から箏曲をはじめとする日本の伝統音楽に親しむ。6歳でクラシックピアノを、13歳でドラムを始める。
上京後、ヴィジュアル系メタルバンドや和楽器を取り入れたミクスチャーロックバンドでドラマー/コンポーザーとして活動。並行してポップス・クラシックの音楽理論を学ぶ。
バンド解散後は個人での演奏・創作活動を軸に置き、2018年にはニューヨークブロードウェイTheatre Row(Acorn Theatre)にて箏を演奏。
2021年現在までに、4枚のシングルと1stソロアルバム『幻風物』をリリース。
2021年にドラマーを引退し、現在は幅広い音楽ジャンルでの作曲・演奏経験を生かし、楽曲提供・アレンジ・BGM制作などにも力を入れている。