プロの琴奏者が自宅スタジオで演奏を録音し、WAVデータ等で納品。スタジオ手配不要で、リモートで完結します
プロの琴奏者が自宅スタジオで演奏を録音し、WAVデータ等で納品。スタジオ手配不要で、リモートで完結します
ロックやポップスの制作現場で培った豊富な経験を活かし、映画・ドラマの劇伴、CM用BGM、ゲーム音楽、アーティスト楽曲への琴パート録音など、多岐にわたる音楽制作に対応可能です。
DAWを使った現代の音楽制作に精通しているため、円滑なコミュニケーションが可能です。宅録対応可能で、外部スタジオを使用せず迅速な対応が実現できます。伝統的な奏法から現代的なアレンジまで柔軟に対応いたします。
過去にレコーディングで参加したプロジェクト一覧です。こちらで紹介しているすべてのサンプルは、自宅スタジオで録音したものになります。
DOES – 暁: 大人気テレビアニメ・銀魂の主題歌などで知られるロックバンド「DOES」のシングル「暁」にレコーディングで参加
Zac Tiessen – Near Oblivion: NetflixやUbisoftへの楽曲提供など、世界的に活躍するカナダ人作曲家・Zac Tiessenの楽曲「Near Oblivion」にレコーディングで参加
Haakon Davidsen – Crystal Soul Arena: ノルウェーのゲーム音楽作曲家・Haakon Davidsenが担当するオンラインゲーム「Crystal Soul Arena」のサウンドトラックにレコーディングで参加
DopeBoyzMuzic – Tenchu: ドイツの音楽プロダクションチーム「DopeBoyzMuzic」のサンプルパック「Tenchu」にレコーディングで参加
Belle Morte – Jorōgumo: ポーランドのメタルバンドBelle Morteの楽曲”Jorōgumo”に参加。箏レコーディングに加え邦楽器パート編曲・レコーディングディレクションも担当
Macarena Rubio / Juan Cavia – Ikigai: アルゼンチンとポルトガルの映像監督によるドキュメンタリー作品の音楽にレコーディングで参加
私は箏(琴)奏者としてだけでなく、作曲家としても豊富な実績を持ち、日常的に自らミックスやマスタリングも行っています。専門のエンジニアには及ばないものの、録音・ミックス・マスタリングについて体系的なレッスンを受けた経験があり、実践も重ねてきました。
自身の楽曲制作を通じて培った経験から、エンジニアが扱いやすく、楽曲に必要な音を効果的に録音するノウハウを熟知しています。
通常のステージ演奏で求められると音と、レコーディングで求められる音は全く違います。例えば、私がコンサートなどで使用している楽器は「くり甲」と呼ばれる最高級品で、紛れもなく良い音がするのですが、「楽器本来の持つ音響」が強すぎるためレコーディングにはあまり向いていません。
箏はピアノと違い、ペダルで残響をコントロールすることができません。そのため、あるコードの響きが次の小節のコードまで強く残ってしまうと、不協和音の原因になることがあります。明確なコード進行に基づく現代の音楽において、これは致命的な問題になり得ます。また、ミックスで音を作る際、楽器自体が持つ強力なリバーブが邪魔になり、音作りの自由度を減らしてしまうこともしばしばあります。
このような理由から、私は基本的にレコーディング時には「録音専用の箏」を使用するようにしています。こちらも最高級品「くり甲」ではあるのですが、ステージ用の楽器に比べて楽器自体の音響が控え目で、比較的ドライな音を録ることができます。(もちろん、状況によって別の楽器を使うこともあります。録音の使用用途に応じて、最適な提案をさせていただきます。)
伝統的な箏(琴)奏者の多くは、クリックによるレコーディングに慣れていません。私はドラマーとしても10年以上の演奏経験があり、ドラムレコーディングやライブでの同期演奏の豊富な経験があります。
ドラムで培ったタイム感は箏の演奏でもそのまま役立っており、クリックに合わせた演奏はもちろん、特定のグルーヴ感を要求されるような演奏や、変拍子など複雑なリズムにも難なく対応可能です。
長年、自分の録音を自らミックスしてきた経験から、箏のミックスにおける効果的な手法を研究し続けてきました。
たとえば、箏のトレモロをギターのバッキングのようにダブリング(同じフレーズを2回演奏)し、左右にパン(LR100%)を振ることで、ステレオ感のある雅やかなサウンドスケープを作り出すことができます。
このようなテクニックは、演奏とミックスの両面に精通している箏奏者ならではの強みと言えます。
単に指示通りに演奏・録音するのではなく、作品の魅力を最大限に引き出すため、必要に応じて積極的にご提案させていただきます。
DAW : Cubase 13 Pro
マイク : AKG C414 XLS, SENNHEISER MD 421-II, SHURE SM57(案件ごとに最適なものを選び使用)
オーディオインターフェース : Steinberg UR44
©2024 Hisashi